父の日の現代花-4
西阪慶眞指導


◆ 側面図

右の写真は側面図で、前後の配置具合を確認下さい(右側面から写したもの)
丹頂リークの曲は「絡み合い」ですが、あくまでも立体空間、すなわち、前後感を意識した組み合わせを考えます。

バラ、レースフラワーの長短の付け方も側面図で十分理解下さい。バラの間に数本低く沈めて配する事で、一層の深みが出るのです。バラの葉は、下に垂れ下がったものや、重なる葉は整理しておきます。

10.父の日を祝し、華やぎと個性をただよわせた作例です。母の日のカーネーションに比して、力強くいけることが重要で、バラは点在させるのではなく、引き締めた扱いで、長短のリズムに強さを求めていきます。

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専慶流いけばな