丹頂リークはネギ科の観賞用植物(花穂直径約5センチ)。この時期には他に同種のアリアムリークも使われるが、こちらは花穂が10センチ前後にもなる。さらに赤子の頭ほどにもなる大型穂のギガンチュームも一般的。
茎の曲線は、栽培時人為的に誘引して作られるもの。しかし、自然な真っ直ぐの姿で出荷される事も多々ある。
今回は父の日にちなんだ現代花として、少し贅沢にバラを使っています。白バラが祝いの花に指定されていることから、「白」を基調にします。
しかし、今回は白色をレースフラワーに割り振り、メインとなるバラは豪華な色彩色を選ぶ事で華やぎを盛り上げ、個性的な構成にしました。
今回の実習は現代花です。花器の選択は少しこだわり、単調な平水盤ではなく、創作花器(又は雑器)を使用しましょう。ここでは手付きを選び、お父さんの好きなビールジョッキに見立てています。
「父の日の現代花」
●花 型 |
現代花 |
●花 材 |
丹頂リーク5本、バラ10本、レースフラワー少々。 |
●水 揚 げ |
バラの「水切り」は必須です。そして、棘は取らない事も重要です。 |
●花材費予算 |
1,500円以上(5〜6月) |