■ポイント
たわんだ枝に多数の花を付けるユーフォルビア・フォルゲンス。長披針形の葉の見せ方がある意味では見どころで、葉の整理でユーモラスなその魅力を存分に引き出します。裏向いた葉や重なった部分を取り、軽やかな姿を求めます。水揚げをしっかりしておけば日持ち良好。
■いけ方
たわみの表情を捉えて伸びやかで、柔らかい流れを引き出します。花の向きを左右に散らし、軽やかなイメージを全面に。撓めはほとんど効かないので自然の向き、動きを注視し、各部役枝の配置を考えます。足元が細く、立ちにくい場合は添え木をしてしっかり固定します。
リューカデンドロンは高低差あるマッスを作り、ボリュームと深みをつけます。
ヒマワリをいれないで、モノトーン的配材でまとめるのもいいでしょう。
■花 器
花器は軽快なコンポート又は縦長創作花器がいいでしょう。作例は専慶流指定コンポート花器。
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