唐ゴマ(唐胡麻)はトウダイグサ科の植物で東アフリカ原産とされ、多年草。しかし日本では冬季越冬が難しく、春蒔きの一年草として扱っている。いけばな界では「紅ヒマ」とも呼ばれているが、この実から「ひまし油」が採れる事からの異名と考えられる。
7月頃から巫女が手にする「鈴」のような赤い実を付ける。ただ、この時期は水揚げが悪いため、通常は気温が落ち着き、葉が絞まった8月末頃から切り花とするのが望ましい。
茎は竹のように空洞。茎を割ると空気が入るため、茎を割らない事が重要。
●花 型 |
盛花「横体型」 |
●花 材 |
唐ゴマ4本、バラ3本、青ドラセナ1本、ガーベラ3本。 |
●水 揚 げ |
唐ゴマは必ず「水切り」、根を割らないこと。バラも「水切り」、棘は取らない事。 |
●花材費予算 |
1,300円以上(8〜10月) |