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1.天、天添を入れる。なるべく弓形に曲がった茎を選びます |
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シャクヤクをいける場合の注意は、葉を如何に綺麗に見せるかであり「水揚げ」を上手に行い、生き生きした引き締まった葉の表情を見せる事にあります。器の中で水切りしながら手際よく、スピーディーにいけあげます。
■いけ方
5本いけと7本いけがありますが、葉の細かいよくしまった素材入手に心がけます。
配置は天、天添、胴、人、人添、控、見越しで、5本いけでは胴、見越しがなくなります。
地を鳴子ユリで役枝とするのは、斑入りの色あいで明るさを出すためです。(昔はシャクヤクの葉で地に配していました)
茎が案外弱いので添え木をしてしっかり固定させます。
開花すると花は大きくなるので、葉もそれに比例させて少し多い目に残します。とくに広がった葉は花茎に絡ませて中央に寄せ、キリッとした姿を求めます。
天の長さは剣山位置から75センチ前後。
■花 器
花器はコンポート又は30〜35センチの平水盤。
作品拡大図参照
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