縞ガマをいける-2
西阪慶眞指導


1ガマ-4 専慶流 2ガマ-5 専慶流 ガマの葉は、一本に付き、3〜4枚が適当で、下の長い葉を取ります。
また、穂よりあまり長いのは良くありません。目安は、穂から上、10〜15センチ位までが使用範囲と考えます。
1.

2.

「主」、「中間」を入れます。いつもよりやや長めにして、葉の流れを強調します。株の向きは葉の付き方が、横又は斜め方向にして広がりと深みを捉えます。
「後副」はやや低くして奥行きを感じさせます。

●葉先を撓める際は「ほんの少し」にとどめます。
3ガマ-6 専慶流 4ガマ-6の2 専慶流 5ガマ-7 専慶流
3.前副を左前に配し、全体の流れを完結させます。
4.可憐な姫ユリを主の前辺りに長めに(主の半分を目安に、やや高く)色を副えます。
5.右後ろと、もう一本はやや低くガマの間に。

6ガマ-8 専慶流 7ガマ-9 専慶流 8ガマ-10 専慶流
6.ナルコユリの葉を三枚馴染ませますが、流れの綺麗な葉を左前方に、もう一枚は面扱いにして中央付近に。
7.三枚目の葉は、足元前方に張り、引き締めます。
8.純白のカイウを中央と前にそれぞれ配し、アクセントとします。


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専慶流いけばな