ガマは日本全国のあらゆる地で見られるが、沼地など湿地帯を好み、群生する。
葉は鞘状で、茎を包み、その包んだカ所から水分を揚げているようだ。従って葉だけを切って使う際は鞘部分を残し、芯の茎を付けていけると水揚げが良い。
今回は自然な葉の扱いで自然風にいけている。葉先が少し茶色くなっていても切らないのが通常で、自然な風合いを楽しみ、わずかな風にもゆらゆら揺れる柔らかい表情を愛でるのです。一方抽象的扱いの際はこの約束に縛られる事はなく、下記のように輪にしたり、葉先を切って堅い表情で見せる事もあります。