さんざしの生花「人流し」西阪慶眞指導

  
3. あしらい、控、地の添といけ進みます。地は横枝がいいのですが、なければ曲げて作ります。
4. 大きなモンステラの葉を使います。面を左前に向けて天添、人添の間に立てていけます。他の枝を動かさないよう、慎重に。もう一枚は前方に向けていけますが、足下は綺麗に添わせて下さい。足下を添わせる事が「生花」のポイントなのです。

 

5. 最後にアクセントとして色花を配します。高い後方に配すと落ち着いた深みや明るさが出ます。人の分かれ際少し高い位置にも1本添えて中心を引き締めます。そして、低い位置の引き締め素材はバンダです。1本はぐっと前に、もう1本はモンステラの後方に配し奥行きをつけます。



WEB表紙  前ページ       04.10.7改訂版 

専慶流いけばな