華道専慶流WEBいけばな講座 第24回
(05.8.17訂正版)
花ナスをいける
西阪慶眞指導


6. ストレリチアは木イチゴの間に低く色を添え、完成です。

以下は花ナスの応用作例です。参考にして下さい。
  
左の花ナスは自栽もので、茎丈も1メートルを超えています。茎の中間ほどで湾曲させ、平凡になりがちな幹に流動感を与えた作例です。撓め方は「握り撓め」で慎重に曲げます。しかし、枝先に実の重みがかかりますので、意外に簡単に形は出来上がります。

曲げた花ナスを一旦左に倒し、左から右への流れに安定感を与え、他の花材と協調させます。見た目以上に実が重いため、確実な固定法を工夫しておかないと留まらないものです。

パンパスは早生と晩生がありますが、作例素材は晩生です。穂の色に艶があり、嵩もあります。

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