エチナセア(エキナセア)はキク科の宿根草。北米草原地帯、オハイオ州からジョージア州にかけて自生。現地では極めて役に立つハーブとして先住民の間では日常的に親しまれているようです。毒性が無く、免疫賦活作用があることから、現在ではエイズ治療薬としても注目されています。
背丈は60から100センチ。6月から9月にかけて大きな花芯をもったコスモスに似た花を咲かせます。花色は濃いピンク、オレンジ系、白。いけばなでは花持ちが悪いため、花が落ちた後の花芯を取り上げているのです。栽培はいたって簡単で、寒さにも強く、病害虫も心配ありません。