華道専慶流WEBいけばな講座 第3回(04.10.2改訂版)
現代花(〜軽快な草花の表情と色彩を捉える)
西阪慶眞指導


「素材に応じた傾斜」

作例素材 紅孔雀草3本、ゴッドセフィアーナ3枚、ひまわり3本、ガーベラ3本。
水揚げ ガーベラは細菌性植物です。茎に傷を付けることは禁物です。従って剣山に挿すのを嫌います。剣山使用の際はなるべく針に差し込まないで、 そっと剣山に乗せると云う感覚で、他の素材の幹に引っ掛けて留めておきます。他の素材はすべて水切り。
花材費予算 1,000〜1,200円
配材はバラ3本とゴッドセフィアーナの葉でも結構です。ゴッドセフィアーナがなければ何か適当な素材を探して下さい。その時、ゴッドセフィアーナ の雰囲気をよく理解の上、葉の面を生かせた扱いが大切です。
枝先の美しい素材を斜め前方に配します。「主」です。枝の方向(花の向き)も左前向きにして、流れを見せます。
次ぎに「前副」を入れます。その時、主とかけ離れない緊密な関係を保ちながら左前に、流すような感覚で入れます。流れの美しい枝振りを選んで下さい。

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