石化柳をいける2
西阪慶眞指導


、石化柳の動きを強調させることから、ここでは人を流しめに長く配しています。また、やや深く曲げて一層の流動感を求めています。
、人添です。胴と人の間をつなぎます。このとき、低く配すと後からいけるはらんにけされるので、やや高めにします。
、人の後方に少し高めにもう一本配し、深みを付けておきます。
  
ハランの動き ハランには主脈に対し広い狭いがあります。表から見て右の狭い葉を裏添に、右の広い葉をあしらい、地に選びます 、天の裏添後方にハランを。右の狭い葉を配分します。
、人添の前に「かかえ葉」として表を天に向けて添えます。前から見て右の広い葉を充てます。葉面の大きな素材は葉面の下の部分を少しカットして大きさを調整します(過度なカットは厳禁)。

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専慶流いけばな