現代花「連花」3

6. 中央に1本、後方にも低く1本添えます。何れも差し口を広げないように。
7. スターチスシネンシスの掃除をします。つまり花の付いていないヒゲのおような小枝をすべて取り払います。
  低く配しますので短く分けて左奥からいけていきます。茎が細いので挿しにくければ数本を輪ゴムで束ねてもいいでしょう。但し、詰め過ぎたり、同じ長さにならないよう、少し長短をつけてふっくらした形を作りながら縛るのがポイントです。
 
●足下にも低く配し根元を綺麗にまとめます。           

8. 前の器のシネンシスはやや左に動きを持たせ、後ろの器と連係を密にとります

 連花は二つ(或いはそれ以上)の異なる形を「一つの作品」に見せる形で、1個の花器では表現できない形や意外性が見どころです。花器の配置もねらいによって自由に置きます。斜置き、横置き、縦置きなど。


WEB表紙  1ページ 2ページ    04.10.5改訂

専慶流いけばな