ほととぎすの生花3
6. あしらいと控を兼ねた枝(控より少し長い目)を前に張り出し、前後の膨らみをもたせます。
7. 地は40センチ強程度。根元5センチから12センチあたりでゆっくり曲げて、右前方に配します。急激に曲げると折れますので時間をかけてゆっくり曲げるのがコツ。足元が離れない様、根元をクロスして挿します(あしらいの後ろあたりから)。

8. なでしこで色を添えます。ほととぎすの風情を損なわない様、すべて葉の間に使います。人添とあしらいの間に
9. 見越しには少し高く配し、葉の間からチラッと見える程度に。決して外に飛び出したり広げないように。その他見越の下、後ろ控や沈み、中控などにプラスして奥行をつけます。何度も云いますが、決して花は広げないで「影扱い」にすることがポイントです。

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専慶流いけばな